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ソリューションニュース

紙図面からの数量拾いを自動化するAIの共同研究を開始<フォトラクション>

2019.10.09

フォトラクションは、地域建設業新未来研究会、砂子組と建築工事における見積や設計照査の
生産性向上を目指し、紙図面からの数量拾いを自動化するAIの共同研究を開始した。
同共同研究は図面解析ノウハウを持つフォトラクションが新たなAIエンジンを開発し、それ
をベースに地域建設業新未来研究会の参加会員である地域の中堅・中小建設会社が持つ見積や
積算に関するノウハウをデータ化してAIに教師データとして読み込ませることにより、建築図
面に記載された面積や設備などの数量拾いに特化したAIを開発するもの。これにより、設計会
社から入手した紙図面からの数量拾いを自動化し、見積や設計照査の迅速化を目指す。AIでの
数量拾いの自動化により、これまで建物1棟あたり1週間から10日ほどかかっていた業務を
1~2日まで短縮することができ、最大で約10倍の生産性向上が期待できるという。
さらに同社らは、壁や柱など間取りを構成する線の意味や立面図の高さ情報など、図面から解
析する範囲を拡大し、紙図面からCADやBIMへの自動データ変換にも取り組むとしている。

上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。