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米国グリーンビルディング協会が「LEED」の日本語版を年内に制作へ

2015.04.16

米国グリーンビルディング協会(USGBC)のロジャー・プラット代表は3月に来日し、建物
環境性能評価システム「LEED」の日本語版の制作に着手すると発表した。
LEEDの21種類の認証システムのうち、「新築」と「内装」の2つのシステム概要と専門資格
「LEED Green Associate」の受験要綱と試験を年内に日本語化し、段階的に分野や上位の
資格試験についても日本語化していく方針だ。
日本では、建築環境・省エネルギー機構(IBEC)が運営するCASBEE(建築環境総合性能評価
システム)が活用されているが、プラット代表は、CASBEEについても触れ、「目的は同じで
あり良い点がたくさんある。CASBEE認証を取得した建物をGBIG(USGBCのデータベース)に
掲載し、同様に評価するといったことが考えられる」と述べ、LEEDとCASBEEの何らかの連携
をさせたいとしている。