2015.04.16

国土交通省 関東地方整備局は、2015年度に基本設計に着手する土浦労働総合庁舎において、
3件目となるBIM導入プロジェクトを実施する。
関東地方整備局がこれまでにBIM導入を設定したのは、新宿労働総合庁舎と前橋地方合同庁舎の
2件で、設計や施工段階でのBIMモデル活用についての検証が行われた。今回のプロジェクトは、
維持管理に必要な情報をBIMモデルで検証することが主題。設計や施工段階で作成したデータか
ら維持管理に必要な情報を抽出し、維持管理用BIMモデルを構築の上、必要な情報や機能などを
検証する方針だ。「土浦労働総合庁舎外（15）設計業務」では、基本・実施設計自体のBIM化
は指定していないが、維持管理情報を作成するために必要なBIMモデルの作成を求めている。
同案件は、公募型プロポーザル方式で、参加表明書の申請は4月10日に締め切っている。技術
提案書の提出期限は6月1日で、履行期間は7月中旬から2016年3月30日までの予定だ。

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