Headline(ヘッドライン)

最新10行ニュース

竹中工務店がBIMデータを活用した災害事象の
統合VRシステムを開発

2017.03.29

竹中工務店は、地震や火災など連鎖発生が想定される複数の災害予測や避難行動の解析結果を
統合して、リアルに再現する災害事象の統合VRシステム「maXim(マキシム)」を開発した。
同システムは建物のBIMデータを活用し、各災害事象の解析結果を3Dモデル内に時間経過に
沿って統合化。それをドーム型スクリーンやVRゴーグルなどのVRデバイスで可視化するもの。
プロセスの中で人の避難行動の解析や計画地周辺の都市モデルの追加、ハザード情報などに基
づく災害シナリオの作成などを行っている。従来は、災害ごとの専門家が個別に災害や避難に
ついて解析し可視化してきたが、同システムにより複数の解析結果を同一の映像内で確認でき、
誰でも容易に、複雑な災害事象をリアルに把握した上で建物設計や避難計画などが可能となる。
今後同社は、まちづくりや都市計画における災害対策への応用も検討し、ビジュアルなBCPコ
ミュニケーションツールとして同システムを活用していく方針だ。

          「maXim」の仕組み Ⓒ竹中工務店

          「maXim」の仕組み Ⓒ竹中工務店