2017.11.20

高砂熱学工業は、施工現場での生産性向上、業務効率化、安全管理の強化とともに、従業員
の健康増進を目的とする健康経営も視野に入れた「働き方改革」に取り組むべく、11月下旬
より、Apple Watch(以下、アップルウォッチ)を400台順次現場に導入する。
同社では働き方改革委員会を4月に発足し、「現場では素早くスマートフォンの操作や応答
がしづらい」などの現場からの意見を考慮した結果、業界初の試みとしてアップルウォッチ
を導入することとしたもの。当面は、スケジュール通知、メッセージ通知、メール確認、業
務依頼のリマインダー登録、天気確認など、アップルウォッチが持つ基本機能を活用し、情
報共有の質とスピードの向上や作業の効率化などについて検証する。また、モデルとなる特
定現場では、同社社員だけでなく、協力会社の職長や作業員を含めた、社内外の関係者に貸
与。より広範な検証を実施するとともに、生産性向上に結びつけていく計画だ。

　　＜活用イメージ＞ Ⓒ高砂熱学工業

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