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三菱地所が人手不足への対応に向けAI清掃ロボットを大量導入へ

2019.01.21

三菱地所は、ソフトバンクロボティクスが開発したAI搭載のバキューム清掃ロボット「Whiz」
の日本初の導入を発表し、現在、先行実験を大手町パークビルで実施している。
同ロボットは、最初に同機を手押ししてAIに清掃エリアの地図データを作成・記憶させること
で、記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行する。最大3時間稼働で1,500m2の自動
清掃を実現。複数のセンサーが搭載され、清掃ルート上の障害物を検知して回避するとともに、
リアルタイムでの稼働状況を管理サイトやアプリからいつでも確認が可能だ。三菱地所は、従
来専ら人手に頼っていた床面の清掃作業の主要部分をロボットに任せ、ビルメンテナンス業界
の人手不足の解消などを期待できるとして、今回の導入に至ったという。本年4月より、三菱
地所グループが所有または運営管理する全国のオフィスビルや商業施設、物流施設などに
約100台を順次展開し、人手不足に対応した新しい管理スタイルを追求していく方針だ。

         AI清掃ロボット「Whiz」 ⒸSoftBank Robotics

         AI清掃ロボット「Whiz」 ⒸSoftBank Robotics