2019.04.18

一般社団法人パッシブハウス・ジャパンは、住宅の年間暖房負荷を大幅に削減しながら、
デザイン性や快適性にも優れた住宅を選出する「エコハウス・アワード2019」の受賞作品を
発表した。
同アワードは今回が第4回目で、一次審査を通過した23のノミネート作品から、竹内昌義氏(建
築家・東北芸術工科大学教授)ら審査員6名による審査のほか、当日の会場投票により選出され、
最優秀賞は「熊本パッシブハウス」が受賞した。同作品は、冬期日射を確保した建物配置を行
うとともに、夏の日射遮蔽には木製ガラリ雨戸と外付けブラインドを使用。さらに冷房を2階エ
アコン、暖房を床下エアコンにすることで夏と冬の両方の快適性を実現している。非住宅奨励
賞は、パッシブハウスの流れを一般建築に活かした「鈴らん保育園」が受賞した。
上記2作品を含む全ノミネート作品の詳細は、同アワードのWebサイトに掲載されている。

　エコハウス・アワード最優秀賞「熊本パッシブハウス」

　非住宅奨励賞「鈴らん保育園」

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