2021.01.26

鹿島は、ピクシーダストテクノロジーズ(以下、PXDT／CEO：落合陽一氏)と共同で、デジタ
ルツイン基盤「鹿島ミラードコンストラクション(以下、KMC)」を構築し、都内のプロジェク
トで運用を開始した。KMCは着工前に作成するBIMと施工中の建設現場に設置したセンサー・
デバイスから取得する空間データを一元管理するクラウド上のデータベース。鹿島が培ってき
たBIM技術とPXDTが有する先進的なセンシング／3次元データ処理技術を融合して構築を実現
した。KMCでは、BIMとレーザースキャナで取得した点群データを重ね合わせ、施工が完了し
た部位を色分けした画像(出来形ビュー)の生成、蓄積が可能。出来形ビューは3次元ビューア
で閲覧でき、工事進捗を多面的に把握できる。さらに、蓄積した空間データには撮影時刻が付
与されるため、日々変化する建設現場を映し出すデジタルツイン・データとして、施工管理、
遠隔管理、自動搬送ロボットに活用していくとしている。

　鹿島ミラードコンストラクションの位置付け　Ⓒ鹿島

　Ⓒ鹿島

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