2015.07.06

フジ住宅は、ソフトバンクロボティクスが6月20日より販売を開始した話題のパーソナルロボ
ット「Pepper」1,000台のうちの複数台を確保し、同社の住宅事業への導入を決定した。
同社では、Pepperを営業の接客現場や建築設計士との自由設計面談での活用をはじめ、住宅
選択時の顧客とPepperとの対話がニーズに合った住宅提案に活用できる可能性などを検討して
いく。また、同社事務所や住宅販売センターでの受付対応やコンシェルジュとしての活用、同
社で展開するサービス付き高齢者向け住宅の入居者との話し相手としての利用の検討も進める。
同社は、今後Pepperで利用可能な多くのアプリケーションが開発され、活用範囲が拡大してい
くと考え、同社グループのさまざまな事業分野で活用できるよう研究していく方針だ。
世界を大きく変えると言われる、AI(人工知能)&ロボットの利用が、いよいよ建築業界でも始ま
る。建設現場での活用など、今後数年間でどのような広がりを見せるかが大いに期待される。

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