2023.04.04

日建設計は、発注者のBIM活⽤のメリットをわかりやすく整理した「BIM USES DEFINITIONS Vol.1 BIMを活⽤するプロセスやタスク やさしいガイドブック」を制作しWeb上で公開した。
同社では昨年5月に、ニュージーランドの団体が作成した“The New Zealand BIM Handbook”
の付録資料を分析し、日本の事情に合わせて翻訳して制作・公開していた。今回、令和４年度
国⼟交通省BIMモデル事業において、その解説書である同ガイドブックをまとめたものだ。
昨年5月公開のハンドブックは専⾨的な⽤語が多く、海外での事例に基づいていた。今回のガイ
ドブックはイラストと⽂章を⽤いて解説するとともに、国内の事例に基づいた説明を行い、専
⾨知識を持たない発注者にも直感的でわかりやすい内容となっている。建物⽤途別の発注者の
メリットを分析するため、実際のBIMプロジェクト関係者にヒアリングを⾏い、その結果を反
映しオフィス、公共施設など、12の建物⽤途で活⽤が⾒込まれるBIM利⽤法を整理している。

　「BIM USES DEFINITIONS Vol.1 BIMを活用するプロセスやタスク　やさしいガイドブック」
　の表紙　Ⓒ日建設計

　活⽤が⾒込まれる12の建物⽤途　Ⓒ日建設計

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