2023.08.18

一般社団法人日本建設業連合会は、今年度のBCS賞を発表した。
今回で64回目を迎えた同賞は、「優秀な建築物をつくり出すためには、デザインだけでなく施
工技術も重要であり、建築主、設計者、施工者の三者による理解と協力が必要である」という
建築業協会初代理事長の竹中藤右衛門氏の発意により1960年に創設されたもの。
今年度は、全国からの応募作品74件の中から、次の15作品が受賞した。
「日本女子大学目白キャンパス再整備」「那覇文化芸術劇場 なはーと」
「大阪大学箕面キャンパス 外国学研究講義棟」「WITH HARAJUKU」
「渋谷 パルコ・ヒューリックビル」「ミチノテラス豊洲」「Port Plus」
「大阪梅田ツインタワーズ・サウス、および周辺公共施設整備」「Entô」
「京都市美術館（京都市京セラ美術館）」「丹鶴ホール（新宮市文化複合施設）」
「清水建設北陸支店新社屋」「シェルターインクルーシブプレイス コパル」
「丸紅ビル」「早稲田大学本庄高等学院 体育館」
 
受賞作品は、学校施設、複合施設、事務所ビル、劇場などの多彩な用途の作品が選ばれている。
日建連では各受賞作品について、環境配慮、木材の積極利用、歴史的建造物の保存／再生プロ
ジェクトなど、社会的課題に対応した作品が多く選ばれ、建築文化の進展に寄与する意欲的な
作品が選ばれたとしている。
また、「第4回土木賞」では、「多摩川スカイブリッジ」「JR飯田橋駅ホーム移設事業」
「北陸新幹線 福井開発高架橋建設プロジェクト」などの12件が受賞した。
両賞の表彰式は、11 月 30 日（木）に東京・虎ノ門のThe Okura Tokyoで行う予定となって
いる。

　　　　　 日本女子大学目白キャンパス再整備　 那覇文化芸術劇場 なはーと

　　　　　 WITH HARAJUKU　　　　　　　　　大阪大学箕面キャンパス　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　外国学研究講義棟

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