建設工事業の受注高が10ヵ月連続の増加、7月分は
前年同月比4.5%増
2015.09.14
国土交通省は9月10日に「平成27年7月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年7月分の建設工事の受注総額は6兆
9,101億円で前年同月比4.5%増加となり、10ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆6,638億円で前年同月比1.3%増と2ヵ月連続の増加
となった。下請受注高は2兆2,463億円で同12.1%増となり、4ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆4,784億円で、前年同月比13.5%減少し、
民間等からの受注高は3 兆1,854億円で、同10.0%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は3兆503億円で前年同月比11.9%増、10ヵ月連続
の増加。土木工事は、1兆1,965億円で同17.7%減、5ヵ月連続の減少。機械装置等工事は、
4,170億円で同2.0%減、前月の増加から再び減少となった。