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2023年度のJIA日本建築大賞とJIA優秀建築賞を
発表<日本建築家協会>

2024.02.01

公益社団法人日本建築家協会(略称:JIA)は、優秀建築選2023 公開審査会を1月30日(火)に開
催し、2023年度のJIA日本建築大賞およびJIA優秀建築賞の受賞作品を決定した。
同賞は、JIAが日本国内における、その年度の優秀な建築作品を選定、記録し、その活動と業
績を広く社会に伝えることにより、文化としての建築の価値を拡げることを目的として、優秀
建築選を選定し、その中から「JIA 日本建築大賞」「JIA 優秀建築賞」を授与するもの。総合
的に高い水準を有する作品を広く公募し、年間を通じて特に建築文化の向上に寄与し、芸術・
技術の両面において総合的な価値を発揮した作品を選定している。
今回の審査委員は、建築家の松岡拓公雄氏(委員長)、小泉雅生氏、原田真宏氏らの5名で、今
回も建築に関し高度な見識を持つ審査委員会により、応募作品194作品から「JIA優秀建築選
2023」として100作品がまず選定され、その中から現地審査対象作品の5作品が選定された。
公開審査会では、5作品のプレゼンテーション・質疑応答などが行われ、2023年度のJIA日本
建築大賞およびJIA優秀建築賞が決定した。
注目のJIA日本建築大賞を受賞したのは、山﨑健太郎氏(山﨑健太郎デザインワークショップ)
の「52間の縁側」。JIA優秀建築賞には、後藤武氏、後藤千恵氏(いずれも後藤武建築設計事
務所)の「後藤邸」、金野千恵氏(t e c o)の「春日台センターセンター」、江副敏史氏、
多喜茂氏⾼畑貴良志氏差尾孝裕氏(いずれも日建設計)の「高槻城公園芸術文化劇場」の3作
品が選ばれた。

 52間の縁側 撮影:黒住直臣

 52間の縁側 撮影:黒住直臣


 後藤邸 撮影:小川重雄

 後藤邸 撮影:小川重雄


 高槻城公園芸術文化劇場 撮影:伊藤 彰/Akira Ito aifoto

 高槻城公園芸術文化劇場 撮影:伊藤 彰/Akira Ito aifoto