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大手ゼネコン4社が建設ロボットの開発・実証で
標準化技術を創出へ
2025.11.05
竹中工務店、鹿島建設、大林組、フジタは、建設RXコンソーシアムの活動を通じて、4社の共
同提案体により、ソフトウェアの標準化技術を活用した建設ロボットシステムの研究開発に着
手したことを発表した。従来、建設ロボット開発は個別の用途に特化しているハードとソフト
が一体化したシステムが主流のため、ほかのロボットには開発した技術を転用できないなどの
課題がある。そこでさまざまなロボットで共通して使えるよう、標準化されたモジュールを組
み込んだロボットシステムの幅広い活用を目指し、4社が次の研究開発を推進する。竹中工務
店が資材自動搬送ロボットシステム、鹿島建設が風量測定ロボットシステム、大林組が耐火被
覆吹付けロボットシステム、フジタが汎用移動ロボットの多機能化技術のそれぞれ開発を行う。
これら建設現場向けの4種類のロボットシステムの研究開発と実証を通じ、ロボットで共通利
用できる標準化技術を創出。建設業界全体の労働力不足の解決などに貢献していく考えだ。
























