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大林組らがAIやロボットによる省人化を目指し
実現場での実証開始
2025.12.09
NTTドコモビジネス、大林組、東北大学らは、仙台市新庁舎建替現場と東北大学青葉山新キャ
ンパスの実現場でのAI活用に係る実証実験を開始した。工事現場などでのAIやロボットの技術
運用では建物や地形などの遮蔽により電波が届かない地点の発生や、カメラ映像などの大容量
データの送信や分析の際の通信負荷や帯域確保などの課題が顕在化している。同実証は、これ
らの課題対応のため、移動可能なロボットが通信制約のある環境下でも安定してAI画像解析を
行えるよう、メタサーフェス反射板による通信不感エリアの解消と画像解析AIのエッジ・クラ
ウド連携での通信量削減を実証するもの。特に新庁舎建替現場では煙の検出を通して異常検知
エッジAI・クラウドAI連携の通信量削減効果などを評価する。また、工事現場内の公衆5Gの
不感エリアに対し、メタサーフェス反射板で電波を反射させ、エリア拡張の有効性の検証など
を行う。同実証で得られた成果や知見はAI活用による省人化の推進などに活かす考えだ。

実証イメージ ⒸNTTドコモビジネス

実証フィールドと機器配置図(仙台市役所本庁舎整備第1期建築工事現場)
ⒸNTTドコモビジネス

実証フィールドと機器配置図(東北大学青葉山新キャンパス) ⒸNTTドコモビジネス
























