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設計の初期段階で大規模集客施設の人流を
清水建設らが予測・可視化

2026.02.13

清水建設は、設計初期段階で大規模集客施設の人流を予測・可視化するデジタルエンジニアリ
ングツール「Shimz DDE Pedex+」をベクトル総研アルゴリズムデザインラボと共同開発し
実用化した。同ツールは動線などの最適な人流計画案を選択できるエリアモジュールモデルと
歩行者の動きをリアルに再現し可視化するマルチエージェントシステムで構成される。属性別
の歩行速度やパーソナルスペース、移動経路などを設定すると、密度相応の歩行速度などを反
映した数万人分の時刻歴の位置情報を求め、動的に群衆の動きを可視化する。専用ビューアで
混雑度のヒートマップ化や同時刻別地点の比較なども行える。同ツールにより、歩行者の属性
まで踏まえた挙動を可視化できるとともに、設計者自身が設計業務に用いる3次元モデルで設
計初期から高度な人流解析が可能だ。同社は計画中の新秋田県立体育館に初適用していて
係者との動線に関する諸協議ですでに効果を発揮し、今後さらなる効果が期待できるという。

 Ⓒ清水建設

 Ⓒ清水建設


 退場シミュレーション・同地点別時刻比較(専用ビューア) Ⓒ清水建設

 退場シミュレーション・同地点別時刻比較(専用ビューア) Ⓒ清水建設