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国土交通省が2026年度の「建築GX・DX推進事業」の内容を発表し、BIM図面審査も対象に

2026.03.18

国土交通省は、2026年度の「建築GX・DX推進事業」について発表し、同事業は令和8年度
当初予算案73億円において、継続して実施される。

建築GX・DX推進事業は、建築物ライフサイクルカーボン評価(LCCO2評価)の実施による
LCCO2削減の推進(GX)と建築業界全体の生産性向上の推進(DX)を図るため建築物のLCCO2
評価の実施と建築BIMの普及拡大を一体的・総合的に支援し、取り組みを加速化させることを
目的に、国が民間事業者などに費用の支援を行うもの。
 
来年度の同事業は、大きくわけて「BIM活用型」と「LCCO2評価実施型」で構成されている。
「BIM活用型」については2つの分類があり、 1つは“BIM活用を行う場合”でBIMの活用に要す
る支援を行うもの。
もう1つは“BIM活用とLCCO2評価実施を合わせて行う場合”で、BIMの活用に要する費用の支
援およびLCCO2評価の実施に要する費用の支援を行う。
また「LCCO2評価実施型」についてはLCCO2評価の実施に要する費用の支援を行うものと
なっている。

 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。

 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。


さらに、BIM活用型とLCCO2評価実施型のそれぞれについて詳しく説明する。
BIM活用型では、BIMモデル作成に係る対象経費の2分の1を設計調査費および建設工事費とし
て補助する。補助対象経費は、BIM導入費、BIMコーディネーター等費、BIMモデラー費。
補助上限額は、BIM活用に要する費用おいては延べ面積に応じて設定されており、
30,000m2以上の延べ床面積では、設計費が3,500万円、建設工事費が5,500万円となってい
る。
BIMモデルを作成した上でLCCO2評価を実施する場合のLCCO2実施に要する費用は上限
500万円。併せて、LCCO2評価に必要なCO2原単位も策定する場合は400万円を上限に加算す
るとしている。

なお、前年度の同事業から要件の拡充や見直しがいくつか行われており、その中で“BIM図面審
査への対応について補助可能”などが追加されている。

 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。

 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。


 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。

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         今後変更が生じる場合があります。


LCCO2評価実施型はLCCO2評価に係る対象経費の定額を設計調査費および建設工事費として
補助するもの。LCCO2評価に要する費用、CO2原単位等策定に要する費用が対象だ。
補助上限額は、LCCO2評価の実施に要する費用は650万円となっている。LCCO2評価に必要
なCO2原単位等も策定する場合の上限額は、策定した一つの原単位等につき400万円を加算す
る(一事業者あたり原単位等策定について加算可能な額は1,000万円まで)。
LCCO2評価と合わせて、算定に必要なCO2原単位なども策定する場合はLCCO2評価を実施す
る場合の要件に加え、完了実績報告までに、策定事業者においてCO2原単位等を公表すると
いった要件にも適合する必要がある。

 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。

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         今後変更が生じる場合があります。


令和8年度当初予算案73億円において、代表事業者となる元請事業者等(設計事務所・ゼネコン
など)の公募は、4月1日から開始される予定。公募開始後に“代表事業者”として登録し準備が
整ったプロジェクトから随時交付申請を行うという流れになってる。
さらに詳しい内容については、国土交通省のWebサイトに掲載されている。

 Ⓒ国土交通省 ※上記資料は、2026年3月6日時点での内容のため、
         今後変更が生じる場合があります。

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         今後変更が生じる場合があります。